天然のいちごが実る季節になりました。ピントが合っていなくて申し訳ありません。後ろのエゴノキがはっきりと写っていますが、木イチゴです。これがまた甘くて、つぶつぶが歯ごたえがあっておいしいんです。
草イチゴも赤く実りました。おいしそうですね。
これはまだこれから実るいちごの花です。ナワシロイチゴは苗代の頃赤く実るのでこの名が付いたとか。６月頃に赤い実になります。現代の農作業の時期とはちょっとずれているかもしれませんね。天然のいちごはどれもトゲトゲがあって用心して近づかないと痛いです。きれいなものにはトゲがあると言いますが、おいしいものにもトゲがありますね。
いちごの甘さと競うかのように甘い香りを放っているバイカウツギです。気品ある白い花はただ今満開です。今日は、昨日の雨が嘘のようにきれいに晴れ上がり暖かくなったため、ざるそばが人気でした。これから一雨ごとに暑い夏が近づいてきます。
ミヤマキリシマが今満開です。仙酔峡は連日たくさんの車で賑わいを見せています。阿蘇五岳のなかの「高岳」や「中岳」それに「楢尾岳」等への登山のお客様や花見のお客様で一杯です。ミヤマキリシマを堪能されたら南阿蘇でおいしい手打ちそばを是非お召し上がりください。
週末は大渋滞する57号線に出らずに、眺望のよい阿蘇山上を経由して南阿蘇へ抜ける道をご案内します。仙酔峡から下山途中、57号線に出る前に最初の信号を左折し「いこいの村」を目指してさらに左折します。そのあとはひたすら阿蘇山上を目指します。草千里を右手にみながら通り過ぎたら吉田線へ右折し、下って行きます。仙酔峡からの所要時間は約１時間、南阿蘇で水源巡りをして阿蘇大満喫の一日をどうぞお過ごしください。
大きな地図で見るミヤマキリシマが咲く仙酔峡から望む「鷲ケ峰」と「虎ケ峰」です。山が迫ってくるようなでっかい眺めです。日頃の悩みがちっぽけに思えてきますよ。下は水曜日の花の様子です。この週末はきっと満開ですよ。
阿蘇波野高原のスズラン群生地にはかないませんが、我が家の庭にもスズランが咲き始めました。地下茎でどんどん増えますが、日陰を好むのかと思いきや日向の方が良さそうです。玄関に一輪飾るととてもいい香りです。大きな葉っぱに抱かれるように小さな花が一本大切に守られて咲きます。
こちらはエビネランです。これは日陰がお好みらしく、我が家ではフキの陰にひっそりとだれにも見られることなく咲いています。草取りをするときばあちゃんが眺めてくれるくらいでしょうか。地下茎で静かに増えてゆきます。30年くらい前に植えたのが十数本になっているそうです。是非皆様に見ていただこうと思い、ばあちゃんから一本もらって鉢植えにしました。エビネランにとっては檜舞台に上がったような気分でちょっとまぶしい思いをしているかもしれません。
ゴールデンウイークも終わりましたね。今年のGWはほぼお天気に恵まれて、楽しい休日をお過ごしになったのではないでしょうか。ご来店いただきましたお客様、誠にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
さて、ふと気づいたら庭には色んな新芽が出ていました。まずは、ほおずきです。まだ天敵のカメムシ君もいないので柔らかそうな葉っぱがきれいです。ネギを植えている畑にもたくさんほおずきの新芽が出ています。平成１６年の台風のときほおずきの鉢が畑に吹き飛ばされて以来、畑にもほおずきが出るようになりました。マリーゴールドが虫除けになるそうですので、今年はほおずきと一緒に寄せ植えにしてみようかな。
こちらはキキョウです。毎年株が増えてゆきますね。
こちらはカワラナデシコの新芽です。夏にはきれいなピンクの花を付けてくれます。楽しみ。楽しみ。
ピンクの花といえばミヤコワスレがきれいに咲きました。日当たりが良くないと株も増えないようですね。
そばやでうどんとは？？？とよく聞かれますが、うどんではありません。山菜の「うど」です。「うどの大木」といわれる「うど」です。どんどん成長してまるで木のように大きくなります。今の季節、新芽と根っこ（白根）を食します。天然物を使用しますので、いつの季節でもお出しできるものではありませんが、これがまた、そばによく合うのです。新芽を天ぷらにするとたらの芽より香りが強くなんとも言えない５月の香りです。毎年この季節に「うど天そば」を楽しみに遠くからご来店くださるお客様もいらっしゃいます。是非一度お試しください。今日の阿蘇は晴れ！きれいな阿蘇とおいしい阿蘇をご堪能ください。